【完】★LIGHT OF LOVE★15歳・・・援助交際と運命の恋
「いらっしゃいませ」


「いらっしゃいませ」



入ってきたのは、スーツを着たサラリーマンのおにいさん。


この頃、よくカフェにやってくる。


あたしの好みじゃないけれど、クールな感じのイケメンだ。


優奈の顔がぱっと輝くのを、あたしは見逃さなかった。



「ほら、優奈が行ってくれば」


あたしは優奈をつついた。


「うん!」


優奈は元気よくうなずいた。


そして笑顔で注文を取りに行った。



まったく、人の恋愛にはいつも興味しんしんなのに、自分のことになると、優奈はおくてなんだから・・・。

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