【完】★LIGHT OF LOVE★15歳・・・援助交際と運命の恋
優奈の携帯には、すさまじいばかりの親から抗議の電話がかかってきた。


でも優奈は電源を切っておいた。


優奈はもう迷わない。


他の人に強制されるのではなく、自分の道は自分自身で歩いていくものだと、気づいたから。




「あのね、優奈・・・」


優奈と二人きりになったとき、あたしは言った。


「あたしね、実を言うと、ずっと優奈のことがうらやましかったんだ」


「えっ・・・?」


優奈はきょとんとして、あたしを見た。

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