【完】★LIGHT OF LOVE★15歳・・・援助交際と運命の恋
コウさんがあたしに見せたのは、白い砂浜のある観光地のパンフレットだった。


「きれいな砂浜・・・」


あたしはパンフレットを見ながら言った。


「おれ、小さい頃にここの砂浜の近くに遊びに行ったことがあったんだ。

だから美輝ちゃんにもこの砂浜を見せたいって思うんだ」


コウさんはあたしに言った。


「うん、ありがとう!行きたい」


あたしはコウさんの優しさが嬉しかった。


「日帰りするのはちょっと遠いから、海辺の貸し別荘に一緒に泊まろうか?」


コウさんがそうたずねたとき、ほんの少し顔が赤くなっている気がした。



それって、初めてのお泊まりってこと・・・?
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