【完】★LIGHT OF LOVE★15歳・・・援助交際と運命の恋
真夜中、あたしはふいに目を覚ました。


何か大きなものが、あたしの上に覆いかぶさり、荒々しい二つの手が、あたしの体を押さえつけている。



「キャッ!」


あたしは悲鳴を上げた。


「静かにしろよ」


暗闇の中で、太一の声がする。


「もうやらないって言ったじゃない!」


あたしは今にも泣き出しそうな声で叫んだ。


「静かにしないと殺すぞ」


太一の冷酷な声が響く。




あたしは泣き出した。


ただただ悲しくてたまらなかった。


抵抗することさえできなかった。


太一の欲望が過ぎ去るまで、ただずっと泣きつづけていた。


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