【完】★LIGHT OF LOVE★15歳・・・援助交際と運命の恋
山本はあたしがお気に入りだった。


それはあたしの体が好きだったか、金儲けの商品として気に入っているからだと思っていた。


でもひょっとして、他に何か別の理由があったの・・・?



明日はヒカルもあたしも仕事だったので、あたしたちはひとまず掃除を切り上げて、帰ることにした。


手紙と日記帳はあたしのバッグに入れて、持ち帰った。



帰りの列車のなかで、あたしは母の日記帳を最後まで読んだ。


そこには崎本圭吾に別れを告げられたあと、母の辛い胸の内がつづられていた。

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