【完】★LIGHT OF LOVE★15歳・・・援助交際と運命の恋
「もう終わったことですから・・」

 あたしは言った。


「・・・きみの名前は何ていうのか?つまりリリカという偽名ではなく、本当の名前はという意味だが・・・」


「美輝です」


「そうか・・・。美しく輝く・・・。わたしが娘が生まれたときのために、考えた名前だ」


「そう・・・なんですか・・・」


面会時間終了まであと1分。


「わたしは実刑判決を受けるだろう。刑期を終えたときに、また会ってくれるだろうか・・・?」


崎本はたずねた。


「ええ・・・」


あたしはうなずいた。



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