【完】★LIGHT OF LOVE★15歳・・・援助交際と運命の恋
これでようやく母は天国に行ける。


そんな気がした。

 

たがいの仕事が休みの日、あたしは再びヒカルとともにあの町に行った。


今度は母の墓参りに行くためだった。


殺風景な墓に花を飾り、線香を上げ、手を合わせた。



母のことを、今後許せるかどうかは分からない。


母はあたしをひどく傷つけた・・・。


母親として、何もしてくれなかった・・・。


あたしは母によって、大きな心を傷を負った。


今もその心の傷は癒えない。


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