【完】★LIGHT OF LOVE★15歳・・・援助交際と運命の恋
あたしはヒカルを部屋に上げた。
初めて会ったヒカルに対して警戒心が湧かなかったのは、彼の優しげな瞳を見て、嘘をつく人ではないと、直感的に感じたからかもしれない。
ヒカルは畳の上にあぐらをかいて座った。
あたしはヒカルから少しはなれたところに座った。
「太一は、最近どう?」
ヒカルはあたしに言った。
「あいつ、前はすごいいい奴だったけど、ここ数年で変わっちまったんだよな。
まぁ、あんなことを聞いたら相当ショックだろうし、荒れても仕方ないのかもしれないけどさ・・・」
「あんなこと・・・?」
「うん。太一が実は、父親の浮気相手の子供だったって話さ。
太一は自分が母親の本当の子供じゃないってことを、親戚が話してるのを偶然聞いて、相当ショックを受けて・・・。
それ以来すっかり変わっちまったんだよ。
何もかも忘れるために、色んな悪さしてさ・・・。
今は真面目に工事現場で働いてるらしいけど、まだ悪さはつづけてるんじゃないかと思って、内心心配なんだよな・・・」
初めて会ったヒカルに対して警戒心が湧かなかったのは、彼の優しげな瞳を見て、嘘をつく人ではないと、直感的に感じたからかもしれない。
ヒカルは畳の上にあぐらをかいて座った。
あたしはヒカルから少しはなれたところに座った。
「太一は、最近どう?」
ヒカルはあたしに言った。
「あいつ、前はすごいいい奴だったけど、ここ数年で変わっちまったんだよな。
まぁ、あんなことを聞いたら相当ショックだろうし、荒れても仕方ないのかもしれないけどさ・・・」
「あんなこと・・・?」
「うん。太一が実は、父親の浮気相手の子供だったって話さ。
太一は自分が母親の本当の子供じゃないってことを、親戚が話してるのを偶然聞いて、相当ショックを受けて・・・。
それ以来すっかり変わっちまったんだよ。
何もかも忘れるために、色んな悪さしてさ・・・。
今は真面目に工事現場で働いてるらしいけど、まだ悪さはつづけてるんじゃないかと思って、内心心配なんだよな・・・」