【完】★LIGHT OF LOVE★15歳・・・援助交際と運命の恋
「そ、そうだったの・・・」


あたしは初めて知った。


太一が変わってしまった理由を・・・。




「ところできみは、なんで太一のとこにいるの?」


少しして、ヒカルはたずねた。


「えーっと・・・」


あたしは言いよどんだ。


「彼女じゃないなら友達?」


「うーんと・・・」


「それとも、人には言えないような関係だったりして?」


ヒカルは冗談っぽく言った。


「・・・・・」




そのとき、ヒカルの表情が急に変わった。


あたしが隠したときには遅かった。


ヒカルはあたしの手をつかみ、洋服の袖をまくりあげた。


そこにはきのうの夜、太一から殴られたときのあざが残っていた。

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