【完】★LIGHT OF LOVE★15歳・・・援助交際と運命の恋
あたしは再びバイクに乗せられて、どこか知らないところに連れて行かれようとしている。


でもヒカルは・・・、


今の太一みたいに誰かを裏切る人じゃない・・・。


あたしを傷つけるようなことはしない・・・。



なぜ会ったばかりの人なのに、そう断言できるのか、具体的に説明することはできないけれど・・・、


あたしには分かっていた。


ヒカルは信じられる人だと・・・。





ヒカルはバイクのエンジンをかけ、バイクを発車させた。


バイクは細い道路を突っ走っていく。


太一のアパートがどんどん後ろに遠のいていく。




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