【完】★LIGHT OF LOVE★15歳・・・援助交際と運命の恋
そのときあたしは、聞き覚えのある声を聞いた。


「美輝」


あたしの名前を呼んでいる。



あたしは声がした方向に顔を向けた。


橋の向こう側に母がいた。


あたしが知っている母とは違って、若々しくて一本も白髪がない。


母があたしに向けて言った言葉が風に乗って、響いてくる――。



「美輝・・・、ごめんね・・・」

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