【完】★LIGHT OF LOVE★15歳・・・援助交際と運命の恋
あたしの目からこぼれ落ちる涙。


あたしはただうなずくことしかできなかった。


でもそれだけで十分だったのだと思う。


あたしは母の言葉をしっかりと受けとめたから。



そのとき、逆方向から別の声が聞こえてきた。


「美輝」


そちらに顔を向けると、光希を抱いたヒカルが立っていた。


「美輝、これから先もずっと一緒にいよう」


ヒカルは微笑んだ。


あたしも微笑んだ。

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