【完】★LIGHT OF LOVE★15歳・・・援助交際と運命の恋
「美輝の殴られたとこに、薬塗るから。あんたがいたら、美輝が脱げないでしょ」
「あっ、そっか。じゃあ、おれは家に帰るから。美輝ちゃん、またね」
ヒカルはあたしに向かって微笑み、手を振った。
「ヒカルくん、どうもありがとう」
あたしもヒカルに向かって、手を振り返した。
これがあたしとヒカル・・・、
そして奈緒子さんとの出会いだった。
~*~
客とやることだけやったあたしは、ラブホテルを後にした。
時刻はすでに夜中の2時を回っている。
空気がひんやりと冷たくて、あたしはファーのついたコートの襟元に手をやり、きゅっと喉に押し付けた。
ふわふわしていて気持ちがいい。
こんな普通の感覚が、まだあたしにも残っているなんて、何だかちょっと不思議な気がする。
「あっ、そっか。じゃあ、おれは家に帰るから。美輝ちゃん、またね」
ヒカルはあたしに向かって微笑み、手を振った。
「ヒカルくん、どうもありがとう」
あたしもヒカルに向かって、手を振り返した。
これがあたしとヒカル・・・、
そして奈緒子さんとの出会いだった。
~*~
客とやることだけやったあたしは、ラブホテルを後にした。
時刻はすでに夜中の2時を回っている。
空気がひんやりと冷たくて、あたしはファーのついたコートの襟元に手をやり、きゅっと喉に押し付けた。
ふわふわしていて気持ちがいい。
こんな普通の感覚が、まだあたしにも残っているなんて、何だかちょっと不思議な気がする。