【完】★LIGHT OF LOVE★15歳・・・援助交際と運命の恋
「ううん、そんなことないよ」


あたしは慌てて、首を振った。


「でも最近、なんか変だよ。何かあった?」


「うーん・・・」


「美輝ちゃん、おれには本当のことを話してくれよ。じゃないとおれ、気になってどうかなっちまうよ」


ヒカルは太一のところで初めてあたしと会ったときも、同じようなことを言った。


ヒカルにはごまかしても、すぐに見抜かれてしまう。




「あ、あのね・・・」


あたしは勇気を振り絞って、口を開いた。


「あたし、見ちゃったんだ・・・」

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