【完】★LIGHT OF LOVE★１５歳・・・援助交際と運命の恋

「美輝ちゃんに辛い思いをさせてまで、あんなことやってられないさ。これからは、仕事はホストだけにする」


「でもいいの・・・？でもお金いるんでしょ・・・？」


「金はホストだけで、何とかする。

ほんとはホストもやめたいところだけど、今はまだやめられないけどさ・・・。

こうしたら美輝ちゃんは、もう辛くならないかな？」


「うん・・・。でも・・・、」


ヒカルがあたしのことを考えてくれるのは嬉しかった。


でもあたしはためらった。


家族のために、お金がいるのに・・・。


あたしのために、やめてもらってもいいのかな・・・？



「そんな顔するなよ。おれは、美輝ちゃんに笑っていてほしいんだ」


ヒカルはそう言って、あたしの顔を両手で包みこんだ。