【完】★LIGHT OF LOVE★15歳・・・援助交際と運命の恋
「ほら、笑って」



あたしはそっと笑顔を作った。


「やっぱ、笑ったほうが断然かわいい!!」


ヒカルもにっこり笑った。



それからヒカルは、あたしをぎゅっと抱きしめた。


ヒカルの体温が伝わってくる。


あたしもヒカルの体に腕を回して、抱きしめた。


初めて人の体温は温かいと感じた。


そして初めて誰かに愛される心のぬくもり。


ただずっとこうしていたかった。





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