【完】★LIGHT OF LOVE★15歳・・・援助交際と運命の恋
あたしには、家にも学校にも居場所がなかった。


家では母から無視され、学校ではウサギ小屋のような家に住んでいるという理由で、いじめられた。



そんなあたしを相手にしてくれたのは、太一だけだった。


太一は心優しくて、あたしのことを心配してくれた。


いつしかあたしは、太一に信頼を寄せるようになっていった。




小さい頃はお兄さんのように感じていたその気持ちは、


成長するにつれて、好意に変わり・・・、


いつしか淡い恋心のようになっていった。



太一だけは、あたしのことを大切に思ってくれていると信じていた。


でもあたしが15歳のとき、太一に抱いていた純粋な想いは、無残に打ち砕かれてしまった。




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