【完】★LIGHT OF LOVE★15歳・・・援助交際と運命の恋
「じゃあ、そろそろ帰ろうか?」


「うん、そうだね」


あたしたちは手をつないで歩き始めた。


ヒカルのバイクは奈緒子さんのアパートの前に置いてきたので、そこまでは歩いて帰る。


公園を通り抜けて、見慣れた通りを歩いていく。


奈緒子さんのアパートの前までたどり着くと、あたしたちはつないでいた手をはなした。



「じゃあ、また」


「うん、またね」



初めてのデートを終えて、ほんの短い言葉を交わしたあと、あたしはドアの方へ、ヒカルはバイクの方に行きかけた。


が、突然ヒカルは立ち止まり、くるりとこちらに戻って来た。


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