不真面目日記
…‥まぁ、楽しいからいいんだけどね。
うちらが真面目に授業受けた方が怖いし。
でも、私はこいつらの中では真面目な方だと思う。
「どこがだよ、ノートに落書きしてるだけじゃねーか。しかも、けっこう上手いし」
いつの間にか、起きた山田君が私の独り言につっこんだ。
「いつも、寝ることにしかできない山田君に言われたくないんだけど―」
「あ"ぁ?俺は睡眠学習してんだよ。」
「だけど、頭悪いじゃん。睡眠学習言ってれば頭よく見えると思ってんの、バカの山田のクセに。」
「黙れ、うっさい。」
「なんだとォォ─!!」
「ストォォッ──プ!!」
ケンカがひどくなりそうな私達を捺月が止めた。