不真面目日記
「春紀おちついて、奏多もケンカすんなら寝てなよ!」
そう捺月がいうと、山田君は素直に寝る体勢に入った。
「アラ、かわいらしいわねー。彼女さんの言うことはきちんと聞いて。」
「春紀!!いいかげんにしないと怒るよ?」
「すいませんでした。」
捺月が怒ったらこの教室の窓ガラスは全部なくなりそうなので、やめておこう。
‥キーン コーン カーン コーン カーン‥
「うー…‥」
今日の授業も全部終わって伸びをしている私に、侑太は話かけてきた。
「春紀!今日の放課後みんなで遊ばね?」
「おっ、いいねー。遊ぼうか」
「じゃあ、俺みんなに聞いてくるな!!」
そう言うと侑太は、みんなが居るところに走っていった。
わたしらは、いつもこんな感じで毎日と言っていいほど遊んでいる。