もう2度と来ない貴方へのバレンタイン
「やばっ!」
と思ったが、先輩たちが出て来て大きな声で
「どうした?」
と言うのが先生に聞こえたらしくこちらを向いた。
担任はすぐに私だと気付きこちらに向って
「いた~あなたね!!」
「ストップ!近づくな!」
担任は足を止めてこちらを見ていた。
私はカバンからバレンタインの物を取り出して担任に向って投げたのを
担任は慌ててキャッチした。
それを見て私はホッと一安心してから
「作ったのを余ったからあげる。じゃあ!」
と言ってからもうダッシュで逃げた。