バカな私の専用執事
「もう着替えたわ。入って。」

「はい。お嬢様。」

やっぱり、小崎が言う【お嬢様】は響きがないし、棒読み。

この下手くそぉ!!!

それに比べて篠原さんの【お嬢様】には、響きがあるし、いつも状況によって、言い方が違う。

「じゃあ、あとヨロシクね。」

「あとって、何?」

「はあ?!」

何よこいつ。

仕事も知らずに執事やってんの?

ありえない!!
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