バカな私の専用執事
「私は何とか。それより、あなた、名前は?」

「え・・・、まりや様。俺同じクラスですよ。」

分かってるわよ。

同じクラスのことぐらい!!!

「だから。名前は何ていうんですの?」

「あ・・・、俺、小崎 結城。よろしく。」

「ふうん。小崎ね。覚えておくわ。あと、走ったりしないでちょうだい。気をつけてよ?」

「はい。すいません。」

バカだこいつ。

絶対に!!!

私の執事とは、大違い。
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