職場内恋愛
『なぁ、相原』
一カ所目は博物館。
いろいろな歴史物が飾られている。
そこで1人になっていた相原を発見。
迷わず声をかける。
『お前ってさ…京地のこと好きだろ?』
ボッと顔を赤く染める相原。
なんだ、図星か。
『な、何言ってんの?!
先生、意味分かんないかんね!』
顔の前で手をブンブンと横に振る相原。
『はい、はい。
もういいよ、分かったから。』
思わずニヤけてしまう俺。
相原は京地が好き。
もう確実だな。
『ちょっマジ内緒にしてよ?センセ
センセーさ、真と仲良いからバラしそうじゃんか…』
相原はめちゃくちゃ必死。
『分かってるって。
バラすワケないだろーが。
応援してるよ、俺は。』