職場内恋愛
変化
「おっはよー!涼ちゃん、とーどーセンセッ!!」
朝から元気なコイツ。
若干ウザイ。
『元気だな~真。』
いつも元気な涼ですら、若干引いている。
「まありゃあね!中学生だし」
何言ってんだか。
お前から中学生らしい言葉、聞いたことねぇよ。
なのに何が中学生だし、なんだよ?
そんなことを頭の中で考えていると
「センセ?何意味わかんねぇ、みたいな顔しちゃってんの?」
と、京地に言われた。
『別に』
俺はそう呟きそっぽ向く。
「ねぇ、涼ちゃん。
藤堂先生ってさ、結構腹黒いと思わない?」
『あ~なんとなく分かる。
腹ん中ですっげぇこと考えてそうだもんな』
って涼…
お前、何同意しちゃってんの?
『お前にだけは言われたくないわ。
腹黒京地』