桜の咲く頃



ハナがまともに男(総司)と話してる。


「ハナがまともだは。」

四葉も思ったみたいだ。


「何で総司さんなんかハナに紹介したの?」


「……お互い悩める子羊だから。」


「……ハナには逆効果じゃない?今の総司さんじゃ?」


「あの時は運が悪かったとしか言いようがない。でも沖田さんなら多分辞められる。」


「多分?」


「うん。ちょっとずつ変わってきてる。ねっ保志?」


「総司はあんな笑い方をするような奴じゃないよ。女を女とも思わないから喜怒哀楽を滅多に見せない。ハナはやっぱり凄いね。総司が楽しそうだ。」


道に光がちょっとでも射したかな?
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