桜の咲く頃
過去の住人2
学校の校門が騒がしい
何だろう?
「あっ!!あの娘ですよ?」
「へっ?」
私?何か男の人が近付いて来る。
「ハナ何かやった?」
「私なの!?」
「貴女がハナちゃん?」
「ほらね♪」
「そぅですけど?」
「モデルの響君との交際は本当ですか?」
はい!?
「あの?何かの間違いですよ?」
朔がフォローした
「えっ?何で私と響さんが?意味わかんない。」
記者は雑誌を見せてきた
「これ、貴女ですよね?」
あっ!!昨日の…。
「コレヤバくない?」
「コレ私じゃないですから勘違いです。それじゃ。」
確かにヤバイ。
朔と教室に駆け込んだ。
「何で、こんな所撮られたんだょ。」
「知らないよ。」
休み時間も質問攻めをくらう
「だから、ただうちの常連さんでナンパ野郎ーから救ってくれただけだよ。あんまり喋った事ないし。」
「そぅなんだ。」
皆信じてくれた。