桜の咲く頃



「警察だ!!」


電気が付いた。


そこには何人かの刑事さんが…。





あえなく御用。



「ハナぁ〜。」

両親が来てくれた。

「……。」


四葉や保志君、総君まで。

「朔が、今日は撮影だから見張ってくれって。ちょっと俺私用があって来れないから刑事さんに頼んで見張って貰った。」


「良かったよハナ。」


「無事で何よりだ。」


皆……。



安心したのか怖かったからなのか涙が出てきた。


「あ…れっ?ゴメ……ン。」
止まらない。


「泣け。もぅ大丈夫だから。もぅ恐い思いさせないから。」


「総司君、ハナを送ってきてくれるか?まだ俺達、仕事が残ってるから会社に戻らないと行けない。」


「わかりました。チャント送り届けます。」



皆帰ってく。




「ハナ、大丈夫?」



「うん。ありがとうございました。」


「うん。無事で何よりだよ。ハナ?」


抱きしめられた。


「総君?」


「そ…のさ。」


妙な期待をした


「はい。」


「俺達付き合わない?」




キタァァァ〜





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