桜の咲く頃
嵐の前の静けさ
付き合って2年がたった
総君は自分家を継ぐ為大学に、私は只今進路を考えさせられてる高校3年生。
「西川は頭が良いから上にあがるのも出来る。働くにしろ進学するにしろ結婚するにしろユックリ考えろ。」
「高見さん(←先生の名字)は何で先生になったの?」
「あわよくば生徒と結婚出来そうだから。」
「変態。」
「ハハハッ冗談だよ。夢だったんだ。俺ねぇ小学生の時、苛められてたの。それを助けてくれた先生に憧れて。安易な考え。」
「へぇ〜。参考にしとく。」
「おぉ〜。まだ時間はタップリ有るから。」
「ありがとぅ高見さん。」
「次読んできて。」
「はぁい」
別にやりたいことが無い訳じゃないけどさぁ。
総君と保志君は会社の次期社長
朔はモデルを本格的に
四葉は保志君のフィアンセだから結婚だ。
皆が先に進んでる。
「ハナちゃん!!」
バイト先に行ったらキョンちゃんが居た。
「はぁ〜。」
「俺の顔見て溜め息酷くない?」
「えっ!?あっゴメンね。進路で煮詰まってて。」