桜の咲く頃
カフェの帰り道
「進路相談受付てるよ?」
「……まだ解らない。自分に向いてるか違う未来も有るんじゃないかって」
「ハナが良かったら永久就職ってのも有るよ?」
「……」
冗談に付き合う余裕はない。
「本気何だけど?」
「私で良いんですか?」
「何で敬語?俺は最初から結婚しようかなって思って付き合ってたんだけど?」
キャャャャャャ〜♪
プロポーズです。
初です
(↑当たり前じゃん!?)
総君にプロポーズ。
信じらんない。
ドッキリ!?
「ドッキリじゃねぇし。考えといて。ハナを少しでも側に置いときたいから。俺の我が儘。」
眩しい!!
恥ずかしそうに返事をした
「可愛い♪もぅダメ我慢出来ない。俺の部屋行く。」
幸せに幸せが乗っかった感じ。
「い……やぁ〜…もぅ…。」
「イカせない。俺と一緒にイクンだよ。」
「む……むり…。あぁぁぁぁ。」
「んっ…!!」
ハナは気を失った。
総はハナの髪を撫で
「規正事実でもあれば簡単なのに。……なんてな。愛してるハナ♪」
この日を境に環境が180°変わってしまった。