桜の咲く頃
式場に来た私たち
「アップにしたかったのに」
キスマークが予定外に出来て巻いただけになった。
「充分可愛いよ♪」
「アツイアツイ。何でココだけハワイ?」
後ろから声が聞こえた。
「キョンが結婚式だからじゃん?」
「キョンちゃん♪今日はおめでとうございます。」
「響さん!!ヤッパリかっこいい♪」
「当たり前。一生に一度しかない晴れ舞台にカッコ悪かったらこの先やってけないよ♪モデルとしても」
「キョンちゃんの口からまともな事聞くとは思わなかった〜♪」
「「俺も〜♪」」
「何それ!?酷いよ。折角の結婚式なのに」
しょんぼりして控室に案内された。
「あっ♪ハナちゃん。来てくれたの♪」
「万羽さん超→綺麗♪おめでとうございます。幸せになって下さいね。」
「ありがとぅ」
式は万羽さんの要望でシンプルだったけど2人は凄く幸せそうだった。
「羨ましいね。スッゴク幸せそう。」
小声で総君と話してると
「俺達もいつかは挙げよう♪絶対ね」
と手を繋がれた?違う…違和感が有った薬指に。
見たら…指輪が。総君を見たら