桜の咲く頃



「幸せに当てられたな。給料3ヶ月分。コノ意味解るよね?」


涙が出た。


「ハハハッ♪泣く程嬉しいのか?良かった。」



「これからお外でフラワー&ライスシャワーを行います。ご参列下さい。」




外に出ようとしたら…






「総司?」

女の声がした!





「んっ?」

振り返ると綺麗な女の人が居た。


「…真波。…何で。」


ただならぬ雰囲気がする。

「久しぶりね♪」


「退院したって聞いたけど大丈夫なのか?」


「そうね。今の所。…彼女さん?」

私の方を向いた


「あぁ。フィアンセだ」


ビックリした。


「そ…「真波は?」


「今はフリーだよ♪」


「早く見つかると良いな。」


「そうね。」


「じゃぁ〜又な。」


「えぇ。」


通りすぎる時に睨まれた。

「誰?」


「うん。」


「うん?」


「前のフィアンセ」


だからか…。睨まれたって事はまだ好きなのか?
あんな美人さんに迫られたら…。


でも……。



「大丈夫だよ。もぅ終わった事。」


「うん」





違う。






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