桜の咲く頃
パーティー
今日は四葉の誕生日パーティー
お嬢様の四葉は何故か一般の学校に通ってる。
お嬢様風を吹かしてない感じが良いの。綺麗でね自慢の親友だよ。
回りからは高飛車とか高嶺の花とか噂されてるけど誤解で、無口って言うか口数が少ないだけ。
そんな四葉を落とした強者が保志くん。一コ上でフィアンセ。これまた口数が少ないんだけど、四葉を大事にしてる所は誰にも負けない。
「ハナ!そろそろ時間だよ?」
朔が部屋に来た。
「頭が上手く出来ないのぉ〜」
「仕様がないなぁ、かしてみ?」
昔から私の髪を結ってくれる。そのせいで嫌味言われたり馬鹿にされたりした。でも朔はそんな奴らをやっつけて来た。
「ほらよ!!」
「わぁ〜可愛い。ありがと朔。」
「ほらっ。時間だよ。」
玄関には四葉の家の車が停まっていて使用人が待っていた。
「ハナ様、朔様お待ちしてました。どうぞお乗り下さい。」
「ありがとう佐山さん。」
「イエッ。」
5分程で着いた。