桜の咲く頃
LovE#4空に7色の光
過去・現在・未来
「ママァ〜♪」
「総花ただいまぁ♪ババと良い子にしてた?」
「してたよ☆」
あれから5年が経ち私は23歳になり、娘、総花は4歳になった。
最初は解らないことだらけで落ち込む日々だったけど、家族が支えてくれた。
朔も時々こっちの家に来る。
「総花ね明日、朔ちゃんと遊びに行く事になったの♪百々ちゃんも居るんだよ♪」
百々ちゃんとは朔の彼女で、総花の保育園の先生。
朔の一目惚れから始まりそろそろ結婚かなって皆で話してる。
“ピ〜ンポ〜ン♪”
インターホンが鳴った。
「朔ちゃんだ!!」
「ただいま。」
「朔、明日休みなの?」
「任せてよ。」
「そんな休みないんでしょ?それも百々ちゃんも休みなのに。」
「未来の予行練習だよ♪」
「じゃぁ〜頼む。」
「あぁ♪総花、明日何処に行く?」
「ジョイポリにディズニーにユニバーサル♪」
「無理だし!?」
「え〜!ケチ。じゃぁキョンちゃんの撮影見たい♪」
「先輩の?」
「うん♪だって、冬弥居るでしょ♪」
冬弥とはキョンちゃんの息子だ