桜の咲く頃
「朔♪」
「響さん。今日は急にスイマセン。」
「ん〜大丈夫だろ♪それより今から暇?」
「総花の子守りですけど?」
「冬弥預かってくれない?」
「良いですよ♪総花が喜びます。」
「良かったぁ。本業の方でトラブったみたいで今から行かなきゃ行けなくて。コレで遊んで良いから。」
桁違いの金額。
「響さん、万羽さんに怒られない?」
「ベビーシッター代」
「要らない。使った分だけ請求するから後ででいいよ。」
「解った。じゃぁ宜しくな♪」
スタジオを出てブラブラ歩いてた。
「朔……?」
ファンかなって思って振り返ると
総司だった。