初恋


「そっかぁ同じだねぇ
じゃぁ遅刻したもの
どうし屋上でも
行かない?」

龍也を意識してしまう
私は恥ずかしくなった。

「…やだよねぇ。
ごめんね!!気にしなぃ「嫌じゃない!!行く!」
私は龍也の言葉を
押しのけて言った。

「じゃぁ行こっか優香ちゃん」
ドキッ
私の名前よんだ?よね。
キャー
ってその前に聞かなきゃ。

「えっな、なんで私の
名前知ってるの?」
思い切って聞いてみた。

「う〜ん。それは秘密!」
わざと意地悪っぽく
いった。

「う〜…」
私が黙っていると
「とにかく
屋上行くよ!」
と龍也が言った。

「う、うん」
私がそう言うと
龍也は私の手を
つかんで歩きだした。

すごい恥ずかしくて
顔が真っ赤に
なっているのが
自分でもわかった。
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