【短編】わたし双子座、第6位。
走り回って探した。
すると、中庭から声が聞こえてきた。

「ありがとう、真緒。」

「先輩がいなくなるの、寂しいです…。」

「会えるから、いつでも…。」

中庭で見つけた先輩は、知らない女の子と抱き合っていた。

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