【短編】わたし双子座、第6位。
私は気付かれないように、そっと生徒玄関へ向かった。

廊下を走る私の目から溢れる涙を拭うこともせず、ただただ走った。

アンラッキーデイ。

私は結局想いを告げることすら出来なかった。

今日は悪い方の50%の日なんだね。

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