【短編】わたし双子座、第6位。
「先輩。」
「何?」
「第一ボタンをください。」
「第一ボタン?第二ボタンじゃなくて?」
「はい。第一ボタンが欲しいです。」
先輩は少し不思議そうにしながらも、私に第一ボタンをくれた。
それをしっかりと握りしめる。
「何?」
「第一ボタンをください。」
「第一ボタン?第二ボタンじゃなくて?」
「はい。第一ボタンが欲しいです。」
先輩は少し不思議そうにしながらも、私に第一ボタンをくれた。
それをしっかりと握りしめる。