MILK
「ぐらぁぁぁ!!!!」



殴り掛かってくる男のパンチを
幾度となく軽くかわす。




はぁっはぁっ


私は男の顎を下から突き上げた。


バキィ


鈍い音。しょうがないな。

「くっそ」

息が上がって
動けなくなったナンパ男は、
隙をついてにげていった。




悪い事に、免許証を落とした男。


私はそれを交番に届け、
事情を話した。


数日後には
事情聴取も済むだろう。






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