Happy Valentine's Day
「先輩の意地悪~~っ!」
「その意地悪を好きになったのは、どこの誰?」
「悪かったですね!」
私はプイッと顔を背けた。
「別に悪かねーよ。
こっち向け。」
無理矢理、顔を向けられた。
「何、泣きそうな顔してんの。」
「だって、先輩が何も言ってくれないから…っ。」
「その意地悪を好きになったのは、どこの誰?」
「悪かったですね!」
私はプイッと顔を背けた。
「別に悪かねーよ。
こっち向け。」
無理矢理、顔を向けられた。
「何、泣きそうな顔してんの。」
「だって、先輩が何も言ってくれないから…っ。」