ゆびきりげんまん...
私は、一歩一歩...少しずつ歩いた。 
重い体を支えてくれるのは、このガードレールしかなかった。 
 
 
思うように動かない体にイライラしながら頑張って歩いた。 
だが、ちょっとした段差でも転びそうになる... 
 
 
゙ドテッ゙ 
 
ついには転んでしまった。 
『あぁ゙〜!ムカツク!!痛った〜ぃ』 
 
悔しいさ。 
辛さ。 
寂しさ。が一気に込み上げてきて、私はその場で大粒の涙を流した。
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