ゆびきりげんまん...
 
『え...』 
 
私、顔にでやすいんだね。
 
「なな、さっきから悲しい顔しかしてなかったから...」 
 
龍は私のことちゃんと見ているんだね... 
 

『ごめんね。』 
 
本当、私ったら龍に心配かけまくりだ。 
 
 
「お前なぁ、いちいち謝るな〜!俺に気をつかいすぎぢゃね?!」 
 
 
『そんなことないよ。』 
 
「とにかく、すぐ謝ったりするなよぉ〜」 
 
この言葉を聞いた私は心が凄く温かくなった。 
 
『わかったよ』
< 57 / 65 >

この作品をシェア

pagetop