ゆびきりげんまん...
「ごめんごめん!」 
麻衣は私の肩をポンポンっと叩いて走っていってしまった。 
 
「ななー!はーやーく!こっちこっちー!」 
麻衣の声がする方へ、顔をむけると麻衣が手招きをしている。 
私は走って、麻衣の所にいった。 
麻衣の前には、クラス発表の掲示板があった。 
クラス発表って、すごく緊張するんだ。 
今年も麻衣と一緒のクラスがいいなぁ。 
「なな〜!うちら、今年も同じクラスになれるかな?」
< 9 / 65 >

この作品をシェア

pagetop