憂鬱な姫君 (姫シリーズVol.5)
「まっ、でも流石に俺がココちゃんの足に触れるわけにはいかねぇか・・・」
と聖紫朗は携帯を取り出し、どこかに電話を掛け始めた
するとすぐに
バンッ
と開け放たれたドアに驚いて ビクッ とするココ
「シロー!! あんた何やってんのよ!!」
一瞬ココに目をやった彼女はすぐに視界に聖紫朗を捕らえ、すごい勢いで突進してきた
「待て! 待てって!! おいジュジュ!! ココちゃんがびっくりしてんぞ!!」
聖紫朗のその言葉に我に返った彼女は
一瞬動きを止め、すぐにココの前に立った
乱れた髪と制服を直しながら、一回咳払いをし
「えっと・・ こんにちは はじめまして 近藤嬬寿(コンドウ ジュジュ)です」
と笑顔でココに自己紹介をした
そのジュジュの様子をみた聖紫朗は
「今さらだろ・・・」
とこぼしたが、その言葉が気に入らなかったのか
バッと聖紫朗を振り返ったジュジュは
「ちょっと!! 第一印象が肝心なの!! 黙ってて!!」
と声を押し殺して聖紫朗を睨みつけたが
「第一印象なら、お前がすげー勢いでここに入ってきたとこで済んでんだろ?」
とジュジュを呆れた目で見た
聖紫朗の言葉に ハッ としたジュジュはそーっと伺うようにココを振り返った
「クックック・・・」
お腹を押さえ、体を折り曲げ笑いをこらえているココだったが
「もうダメ!!! アハハッ ヤバイ!! 」
と大声で笑い出した
と聖紫朗は携帯を取り出し、どこかに電話を掛け始めた
するとすぐに
バンッ
と開け放たれたドアに驚いて ビクッ とするココ
「シロー!! あんた何やってんのよ!!」
一瞬ココに目をやった彼女はすぐに視界に聖紫朗を捕らえ、すごい勢いで突進してきた
「待て! 待てって!! おいジュジュ!! ココちゃんがびっくりしてんぞ!!」
聖紫朗のその言葉に我に返った彼女は
一瞬動きを止め、すぐにココの前に立った
乱れた髪と制服を直しながら、一回咳払いをし
「えっと・・ こんにちは はじめまして 近藤嬬寿(コンドウ ジュジュ)です」
と笑顔でココに自己紹介をした
そのジュジュの様子をみた聖紫朗は
「今さらだろ・・・」
とこぼしたが、その言葉が気に入らなかったのか
バッと聖紫朗を振り返ったジュジュは
「ちょっと!! 第一印象が肝心なの!! 黙ってて!!」
と声を押し殺して聖紫朗を睨みつけたが
「第一印象なら、お前がすげー勢いでここに入ってきたとこで済んでんだろ?」
とジュジュを呆れた目で見た
聖紫朗の言葉に ハッ としたジュジュはそーっと伺うようにココを振り返った
「クックック・・・」
お腹を押さえ、体を折り曲げ笑いをこらえているココだったが
「もうダメ!!! アハハッ ヤバイ!! 」
と大声で笑い出した