憂鬱な姫君 (姫シリーズVol.5)
頭のいいハンナは下心見え見えの彼らの言葉をココに伝えることはなかったのだ
そんなハンナがどうしてブライアンのパーティーにココを誘ったのかといえば、それはブライアンに頼まれたからではなかった
もちろんブライアンから声を掛けてもらっていたのだが、それよりもハンナはココに勉強だけでアメリカの生活を終わらせて欲しくなかったのだ
勉強が学生の本分っていうのもわかるけど、やっぱり、それだけじゃないし、今だから楽しめる事があるとハンナは思っている
だから、みんながしているようにココにも楽しんで欲しかったのだ
ブライアンのパーティーをハンナが選んだのは、彼が雲の上の存在だからだ
「別にブライアンがどうのこうのじゃないのよ こっちのパーティーの雰囲気だけでも味わって欲しいの」
さっきとは変わって真剣な様子のハンナの言葉に
「わかった・・ でも、何を着ていけばいい? プレゼントとか持っていくの?」
少し乗り気になったココに
「べつにドレスとか着て来いってわけじゃないし・・ 今度ココの家行ってもいい? 洋服見立ててあげる!!」
とハンナ
「ありがとう」
そんなハンナにココは笑顔で答えるのだが、後日、ココのクローゼットを見たハンナがその服の量と、質とセンスの良さに絶叫することになるのだった
そんなハンナがどうしてブライアンのパーティーにココを誘ったのかといえば、それはブライアンに頼まれたからではなかった
もちろんブライアンから声を掛けてもらっていたのだが、それよりもハンナはココに勉強だけでアメリカの生活を終わらせて欲しくなかったのだ
勉強が学生の本分っていうのもわかるけど、やっぱり、それだけじゃないし、今だから楽しめる事があるとハンナは思っている
だから、みんながしているようにココにも楽しんで欲しかったのだ
ブライアンのパーティーをハンナが選んだのは、彼が雲の上の存在だからだ
「別にブライアンがどうのこうのじゃないのよ こっちのパーティーの雰囲気だけでも味わって欲しいの」
さっきとは変わって真剣な様子のハンナの言葉に
「わかった・・ でも、何を着ていけばいい? プレゼントとか持っていくの?」
少し乗り気になったココに
「べつにドレスとか着て来いってわけじゃないし・・ 今度ココの家行ってもいい? 洋服見立ててあげる!!」
とハンナ
「ありがとう」
そんなハンナにココは笑顔で答えるのだが、後日、ココのクローゼットを見たハンナがその服の量と、質とセンスの良さに絶叫することになるのだった