憂鬱な姫君 (姫シリーズVol.5)
“ J ”
「さっきは盛大な歓声ありがとな~」
とテーブルに着くなり、ハイタッチを求めてくるJ
それに答えるようにココ以外の男性陣は笑顔でハイタッチしていく
そして、ココの隣まで歩いてきたJは、ココに手を差し出した
初対面のJとのハイタッチって・・と思っていたココにとってのこの握手は有難かったので、なんのためらいもなく、Jの手を握った
「君の事は随分前から知っているけどね・・・」
と小声で話したので、よく聞き取れなかったココが聞き返そうとしたとき
Jは、おもむろにスッと膝を曲げ、ココの手にKISSを落とした
“え!?”
と固まるココ
そして、それを見ていた男性陣も眉をひそめたが、Jは、すぐに隣のテーブルから椅子をひっぱり、ココのとなりを陣取って座ったのだ
そして、笑顔を向けるJに何もいえなくなってしまったのだった
Jという男は、パフォーマンスをしている時とままるで別人のようで、ユーモアのある男だったし、話しているうちに、すっかり昔からの友人のように打ち解けていった
とテーブルに着くなり、ハイタッチを求めてくるJ
それに答えるようにココ以外の男性陣は笑顔でハイタッチしていく
そして、ココの隣まで歩いてきたJは、ココに手を差し出した
初対面のJとのハイタッチって・・と思っていたココにとってのこの握手は有難かったので、なんのためらいもなく、Jの手を握った
「君の事は随分前から知っているけどね・・・」
と小声で話したので、よく聞き取れなかったココが聞き返そうとしたとき
Jは、おもむろにスッと膝を曲げ、ココの手にKISSを落とした
“え!?”
と固まるココ
そして、それを見ていた男性陣も眉をひそめたが、Jは、すぐに隣のテーブルから椅子をひっぱり、ココのとなりを陣取って座ったのだ
そして、笑顔を向けるJに何もいえなくなってしまったのだった
Jという男は、パフォーマンスをしている時とままるで別人のようで、ユーモアのある男だったし、話しているうちに、すっかり昔からの友人のように打ち解けていった