憂鬱な姫君 (姫シリーズVol.5)
ココの髪を持った女の子は、落ちためがねのところへ行き
「グシャ・・バキッ・・」
二つとも踏み潰してしまった
「・・・やってくれんじゃん・・・」
ジョーはずぶぬれになった髪をかきあげながら顔を上げた
その色気に女の子たちは、息をのんだ
その様子を目でみながら、胸元から携帯を取り出し、どこかへ掛け始めたジョー
立ち上がったジョーは、ブレザーを脱ぎ、水を絞った後、ココの頭からかぶせ立ち上がらせた
「そのメガネ、邪魔だったから、潰してくれて丁度よかったわ・・ でも、ココをこんなにした罪は重いよ・・・」
と言いジョーはその場に立ち竦む女の子たちの顔を端から端までジーッと見つめた
女の子たちは、ジョーに見つめられ、ポッと赤くなる
その様子をみたジョーは
「もう、君たちの顔は覚えたからね・・ 」
とココを抱きかかえ、その場を後にした
生徒がまばらな校内でも、変装を解いたジョーはかなり目立っていた
その様子を横目に見つつ、ジョーは保健室へ入っていった
中にいた先生は、ズブ濡れの二人を見て驚き、二人にタオルを渡した
「何があったの?」
「ちょっと水浴びしちゃったんです・・」
ジョーは、先生に笑顔をみせ、ココからブレザーをとり、ゴシゴシと乱暴にふき、カーディガンを脱がせた
その様子を見てた先生は
「付き合ってるのはわかるけど・・」
と言葉を濁す
「え? 付き合ってる? 先生・・ 俺たち、兄妹なんだけど?」
「え? でも、学年が・・・」
と先生は学年ごとに違う上履きを指している
「双子なの・・ 二卵性の・・」
とジョーはココの体にタオルをかけた
「グシャ・・バキッ・・」
二つとも踏み潰してしまった
「・・・やってくれんじゃん・・・」
ジョーはずぶぬれになった髪をかきあげながら顔を上げた
その色気に女の子たちは、息をのんだ
その様子を目でみながら、胸元から携帯を取り出し、どこかへ掛け始めたジョー
立ち上がったジョーは、ブレザーを脱ぎ、水を絞った後、ココの頭からかぶせ立ち上がらせた
「そのメガネ、邪魔だったから、潰してくれて丁度よかったわ・・ でも、ココをこんなにした罪は重いよ・・・」
と言いジョーはその場に立ち竦む女の子たちの顔を端から端までジーッと見つめた
女の子たちは、ジョーに見つめられ、ポッと赤くなる
その様子をみたジョーは
「もう、君たちの顔は覚えたからね・・ 」
とココを抱きかかえ、その場を後にした
生徒がまばらな校内でも、変装を解いたジョーはかなり目立っていた
その様子を横目に見つつ、ジョーは保健室へ入っていった
中にいた先生は、ズブ濡れの二人を見て驚き、二人にタオルを渡した
「何があったの?」
「ちょっと水浴びしちゃったんです・・」
ジョーは、先生に笑顔をみせ、ココからブレザーをとり、ゴシゴシと乱暴にふき、カーディガンを脱がせた
その様子を見てた先生は
「付き合ってるのはわかるけど・・」
と言葉を濁す
「え? 付き合ってる? 先生・・ 俺たち、兄妹なんだけど?」
「え? でも、学年が・・・」
と先生は学年ごとに違う上履きを指している
「双子なの・・ 二卵性の・・」
とジョーはココの体にタオルをかけた