憂鬱な姫君 (姫シリーズVol.5)
右の視界に見えるココは、窓から入る風になびく髪を手で押さえている
そんな何気ない仕草さえ、愛おしく見えてしまうのはもう病気なんじゃないかと思うと思わずブライアンの口角があがる
なにやら楽しそうなブライアンに気付いたココが
「なに? なんか一人で楽しそうだけど?」
とブライアンに視線を向けた
丁度赤信号で止まった車
「別に・・・」
そう言って笑顔を見せたブライアンは
ココの方へ右手を伸ばし
ココもその腕に引き寄せられていく
そして、ブライアンはそのままココにキスをした
角度を変え、ココを求めるキスは青信号になっても進まないブライアンの車へのクラクションで強制終了させられた
うっとりしたココのまぶたにひとつキスを落としたブライアンは、バックミラーで後ろの車をチラッと見た後、アクセルを踏み込んだのだった
そんな何気ない仕草さえ、愛おしく見えてしまうのはもう病気なんじゃないかと思うと思わずブライアンの口角があがる
なにやら楽しそうなブライアンに気付いたココが
「なに? なんか一人で楽しそうだけど?」
とブライアンに視線を向けた
丁度赤信号で止まった車
「別に・・・」
そう言って笑顔を見せたブライアンは
ココの方へ右手を伸ばし
ココもその腕に引き寄せられていく
そして、ブライアンはそのままココにキスをした
角度を変え、ココを求めるキスは青信号になっても進まないブライアンの車へのクラクションで強制終了させられた
うっとりしたココのまぶたにひとつキスを落としたブライアンは、バックミラーで後ろの車をチラッと見た後、アクセルを踏み込んだのだった