憂鬱な姫君 (姫シリーズVol.5)
シアトルの夜景を見下ろしながら、ボーっとしているケーゴ
そんなケーゴを、ちょうどシャワーを浴び、短パンに首から掛けたタオルで頭をガシガシ拭きながらジョーはしばらく眺めていた
別に静かにしていたわけでもないのに、自分の存在に気付かないほど何をそんなに考えているのか・・
ジョーは持っていた缶をケーゴの首に押し付けた
「うおっ!!」
思わず肩を上げ、睨みつけながら振り返るケーゴに
苦笑いしながら缶を渡すジョー
「フッ」
と口角を上げ缶を受け取ったケーゴはそのままプルトップをあげ、中身を喉に流し込んだ
「おっ?」
そんなケーゴに眉をあげ反応するジョー
そのまま一気に飲み干したケーゴは、グシャっと缶を潰し、ポスッとゴミ箱に投げ入れた
一連の流れを見ていたジョーは
「流石!! 絵になるねぇ~」
と自分もプルトップを開け、一気に半分ほど喉に流し込んだ
「で?」
窓際のケーゴから離れたソファにドカッと座ったジョーは面白そうにケーゴに視線を向けた
そんなジョーをギロッとにらみつけたケーゴ
「まぁまぁ・・ ココの事だろ? お前がそんな顔するのは昔っからココが絡んでたもんな・・・」
そんなジョーに
「チッ」
と舌打ちをするケーゴは無言で歩き、冷蔵庫からもう一本缶を取り出した
そんなケーゴを、ちょうどシャワーを浴び、短パンに首から掛けたタオルで頭をガシガシ拭きながらジョーはしばらく眺めていた
別に静かにしていたわけでもないのに、自分の存在に気付かないほど何をそんなに考えているのか・・
ジョーは持っていた缶をケーゴの首に押し付けた
「うおっ!!」
思わず肩を上げ、睨みつけながら振り返るケーゴに
苦笑いしながら缶を渡すジョー
「フッ」
と口角を上げ缶を受け取ったケーゴはそのままプルトップをあげ、中身を喉に流し込んだ
「おっ?」
そんなケーゴに眉をあげ反応するジョー
そのまま一気に飲み干したケーゴは、グシャっと缶を潰し、ポスッとゴミ箱に投げ入れた
一連の流れを見ていたジョーは
「流石!! 絵になるねぇ~」
と自分もプルトップを開け、一気に半分ほど喉に流し込んだ
「で?」
窓際のケーゴから離れたソファにドカッと座ったジョーは面白そうにケーゴに視線を向けた
そんなジョーをギロッとにらみつけたケーゴ
「まぁまぁ・・ ココの事だろ? お前がそんな顔するのは昔っからココが絡んでたもんな・・・」
そんなジョーに
「チッ」
と舌打ちをするケーゴは無言で歩き、冷蔵庫からもう一本缶を取り出した